皮膚(肌)についた白髪染めの落とし方4選!注意点や豆知識も紹介!

この記事で分かること
皮膚(肌)についた白髪染めの落とし方4選!
白髪染めをしていると、不意に皮膚や手に付いてしまうことは珍しくありません。
そして付いた白髪染めが落ちない…という時に使える白髪染めの落とし方についてはいろいろな方法があります。
今回はその中から特に効果的なものをいくつかご紹介します。
お湯や石けんなどでマッサージ
頭皮についてしまったときは、手にお湯をつけて地肌をマッサージするやり方が最も簡単な方法と言われています。
もしこれで落ちないときは、メイク落とし用のクレンジング剤を使ってマッサージすると落ちやすくなることがあります。さらにマッサージしてから蒸しタオルで5分程度蒸らして普通の石けんで洗うと、より落ちやすくなります。
タオルやコットンでこする
あるいは固形石けんをタオルやコットンにつけ、白髪染めがついた部分を軽くこするという方法もあります。
手や爪についたものを落とす際は、ふきとるようにして落としてみてください。もし落ちないときは爪ブラシなどの柔らかいブラシを使用すると落ちる場合があります。
灰をこすりつける
紙などを燃やして作った灰をこすりつけるという方法もあります。その際も白髪染めがついた部分の肌は水などで濡らしておいてください。
専用クリーナーを使用する
地肌についてしまった白髪染めを落とす専用クリーナーも市販で売られています。ただしアルカリ性が強い場合もあるので、肌の弱い方は腕の内側でパッチテストをしてから使用した方が無難です。
皮膚(肌)についてしまった白髪染めを落とすときの注意点

白髪染めを落とすときは、間違った落とし方をすると肌を傷める場合があります。
ゴシゴシこするのはNG!
白髪染めが頭皮や手などについているとみっともない気がして、早く落としたくなりますね。とはいえ、強くこすって落とそうとするのはタブーです。
そうすることで早く落ちるという可能性は極めて低いです。反対に肌にダメージを与える可能性の方が高いので、避けましょう。
一日に何度も洗わない
こちらも早く落としたいからとやりがちな間違いですが、一日に何度も何度も洗うのも肌への負担になります。必要な皮脂まで落として肌のバリア機能を弱める可能性がありますので、洗いすぎにも注意しましょう。
除光液などは使用しない
白髪染めがついてしまったときの対処法に、除光液を使われる方もいますが、これは肌や頭皮のために作られている製品ではありません。
確かに落ちるかもしれませんが、使用することで肌にダメージを与える可能性があるので、避けたほうが無難です。同じように医療用漂白剤なども、使用を避けてください。
白髪染めの落とし方で知っておきたい豆知識
ご紹介した白髪染めの落とし方以外に、知っておきたいことをいくつかご紹介します。
自然にしていても落ちていく
白髪染めがついてしまうと、確かにすぐ落とすのは難しいことがあります。ただ、肌の表面についている状態なので、入浴や洗顔など日常生活を送っていると数日で落ちることがほとんどです。
白髪染めの種類や、肌についた量、またそのときの肌の状態などで多少落ちるまでの日数は前後しますが、大体3日間前後で落ちることが多いです。
ついてすぐならティッシュでオフ
白髪染めを少しでもつかないようにしたり、落としやすくするためには、ついてすぐティッシュでふきとることが一番です。
そうすれば気にならない程度で済むことが多いです。時間が経つほどに落ちにくくなります。
白髪染めがつかないように予防をするのが大切
ついてしまった白髪染めを落とすとなると、肌への負担を気にしつつ落とさないといけないこともあります。それを少しでも軽減するために、事前にいくつか予防策を行いましょう。
一つはきちんと手袋をはめることです。手につくと、しわや指紋に染料が入り込んで落としにくくなることが多いからです。
また、髪の生え際やうなじ、耳、こめかみなど白髪染めがつくと目立つ部分には、あらかじめ油性のクリームを塗っておく事をおすすめします。例えばワセリンやコールドクリーム、クレンジングクリームなどです。こうした予防策をとることで、染料がつくことをだいぶ防ぐことができます。
白髪染めが皮膚(肌)についてしまったら優しく落とすことを心がけて
白髪染めの染料は、肌につくことでアレルギーなどがない限り大きな刺激になる可能性は低いです。そのため目立たない箇所であればそのまま自然に落ちるのを待つ、という方法もあります。
すぐにでも落としたい場合は、お湯や石鹸、クレンジング剤などを使ってマッサージする方法が一般的です。蒸しタオルなどを使用すると、より落としやすくなります。気を付けたいのは、肌につかうもの以外の洗剤で落とすことです。肌にダメージを与えるだけでなく、炎症を起こす可能性があるので使用は避けましょう。
また、こうした悩みが生まれないようにするために、染める前に手袋をしたり、油性のクリームで予防するというのも重要です。100%つかないという保証はないものの、軽減できることには間違いありません。ついてしまっても問題ないとはいえ、なるべくこうしたストレスなく白髪染めを行いたいものですね。