10代・20代白髪の原因はこの3つ!改善方法まで徹底紹介!
いま、若白髪に悩む若者が急増しています。20代はもちろん、10代でも多く、中には小学生で白髪が生えてしまうケースもあるとか。誰でも探せば1本や2本は白髪が見つかることもありますが、話はそのレベルではありません。
20代でも白髪染めを考えなければならないほど、深刻な悩みを持つ若者が増えているのです。「20代前半なのに、なぜ白髪に悩まなくちゃいけないの?」「まじ、ショック大きい!」「もう白髪染めをしないとダメかも」そんな悲痛の声が、聞こえています。
これは少なくとも30年前には見られなかった現象です。もちろん当時でも遺伝的に若白髪の家系というのはありましたが、それは若者の中のごくわずかです。
大半の10代・20代は、白髪染めをするほど若白髪に悩むことはなかったのです。では、「いったいなぜ?」10代や20代で白髪の日本人が増えてしまったのか、その原因を徹底解説していきます。
10代・20代白髪の原因から改善方法まで徹底紹介!
食生活の変化が大きな原因
「個食の時代」と言われ始めたのが、1990年代頃。かつては一家団欒で食事をするのが普通でしたが、コンビニの台頭などによってその習慣が少しずつ崩れ始めていったのです。
それまでの日本人の食事は、「味噌汁」「ご飯」「漬物」「煮物」「和え物」というのが多くの家庭の基本パターンで、それに肉料理が付いたり、魚料理が付いたりという和食が一般的でした。
「それって、昔の食生活でしょ?」と思う人もいるかもしれませんが、健康な体や美しい黒髪を作るために無くてはならない栄養素が、和食にはビッシリと入っていたのです。
たとえば味噌汁を例に挙げると、夏場によく売れる経口補水液と同様と言われるほど人体に必要な成分が入った素晴らしい日本の伝統食です。
漬物にも生命活動に欠かせない酵素が含まれ、煮物や和え物はビタミンなどの栄養補給に最適でした。
最近はコンビニフードやスイーツが食生活の主役に
21世紀に入ると、「お味噌汁はあまり飲まない」という家庭が増え、ご飯の摂取量も減りました。そしてコンビニのサンドイッチで夕食を済ませる人や、中にはスイーツを食事にする人も現れました。
サンドイッチやスイーツを食べること自体はOKですが、それをメインにしてしまうと当然ながら栄養不足に陥ります。
髪の毛は体内にある「メラニン色素」によって黒くなりますが、そのメラニン色素を作ってくれるのが、「メラノサイト」と呼ばれる色素工場のような場所です。
メラノサイトは黒髪を作るのに必要な栄養があれば、せっせと色素を作れるのですが、栄養がないと色素を作ることができません。
今の食生活に和食や野菜を1品加えるだけでも改善になる
今の50代・60代の人に若白髪が少なかったのは、色素を作るのに必要な栄養を摂取している人が多かったことが大きな要因です。
「かといって、急に和食中心の食生活なんて無理!」という人も多いでしょう。そんな時はたとえばコンビニで食事を買う際に、煮物系や野菜系のお惣菜を一緒に買うだけでもだいぶ違います。
今の食生活を急激に変えることは無理でも、できることから心がけていくだけで10代・20代の白髪を減らすことに役立つでしょう。
ダイエットも10代・20代の白髪の原因に
日本に「ダイエット」という言葉が使われ始めたのは、1980年代以降です。その頃から「毎日サラダだけ」というような無理なダイエットをする人はいました。
しかしインターネットの普及によってさまざまなダイエット法が紹介されるようになり、ダイエット人口は急激に増え始めました。
1日に必要な栄養をきちんと摂りながら、無理なくダイエットを行う場合は、むしろ健康のためにも髪のためにもプラスに働くでしょう。
でも、中には「これを食べるだけで痩せる」「ご飯を一切食べない」といった過激なダイエットもあり、減量の代償に体調を崩してしまう人も少なくありません。
無理なダイエットは髪も身体も栄養不足に
無理なダイエットを続けていると、栄養不足によってメラニン色素を体内でうまく作ることができず、白髪が増えてしまいます。
ひどい時には若年性脱毛症になってしまう場合もあります。たとえそうならなくても「何となく身体がだるい」といった不定愁訴をかかえるダイエッターは、少なくありません。
無理なダイエットをやめることでも白髪は改善する
特に女性は理想的なウェイトをはるかに下回る体重を目指している人もいます。ところが男性はというと、ある程度ふくよかさを持つ女性に魅力を感じる人が、大半なのです。
体重(kg)÷身長(m)×身長(m)でBMI値が求められますが、BMI18.5以下は痩せすぎ、25.0以上は肥満という一般的な数値を参考に、「自分にとって本当に理想的な体型」を目指しましょう!
ストレス・寝不足・運動不足も10代20代の白髪の原因となる
ストレスが溜まってイライラしたり、夜更かしが続いて慢性的な寝不足になったりすると、健康な黒髪を作る体内環境が崩れてしまいます。
また、運動が好きでない人は、社会人になると極度に運動量が減ってしまう人も多く、新陳代謝が悪くなることで頭髪の環境も悪くなり10代・20代の白髪に繋がってしまいます。
無理のない範囲でストレスや睡眠不足を改善する
ストレスが溜まりそうになったら、音楽を聴いたり好きな映画を観るなど、何か発散方法を見つけておくと良いでしょう。
夜更かしがなかなか直らない場合は思い切って早起きの習慣を先につけることで、自然に早寝をするようになり10代・20代の白髪の改善に繋がります。
運動習慣が無い人はまずは「毎朝10分ストレッチをする」「最寄り駅よりひと駅先まで歩いて通勤する」といった、無理のない運動から生活に取り入れてみましょう。
とにかくこうした毎日の心がけによって、頭皮や毛根の状態も良くなり、少しずつ白髪を減らすことができます。
10代・20代の白髪の原因まとめ
10代・20代で白髪が多いのは遺伝子の関係もありますが、それ以上に食生活の乱れや過度なダイエット、ストレスなどが原因である場合がほとんどです。
そのため、それらを可能な範囲で改善することで10代・20代の白髪を減らすことに繋がるでしょう。
ただ人によっては仕事や人間関係といった様々な事情から改善が難しい場合もあると思います。そんな時は白髪染めをしてしまうのも手です。
白髪染めというと40代や50代の人間がやる印象があると思いますが、最近は若白髪の人が増えている関係で10代・20代で利用している人も多いです。
普通の白髪染めだと頭皮を痛めたりするリスクがあるのですが、10代・20代で白髪が多い人はお風呂で使えるトリートメントタイプの白髪染めを使っています。
普通のトリートメントと同様にシャンプーの後に使うだけで手間なく白髪を染めることができ、天然由来のケア成分も入っているので頭皮にも優しいです。
白髪が気になる方や改善が難しいという方は、一度白髪染めトリートメントを利用してみてはいかがでしょうか。