白髪はメラニン色素の量が関係している!ほくろやシミとも深い関係が!

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白髪はメラニン色素の量が関係している!ほくろやシミとも深い関係が!

身体の中で白黒がはっきりしているのは、髪ぐらいですね。

「年を取ったら、黒かった身体が白くなってしまった」などという極端な変化はないので、なぜ髪だけがそんな目にあってしまうのか、腑に落ちない人も多いでしょう。

そこにはメラニン色素が関係しています。そこで今回は白髪とメラニン色素の関係や、同じくメラニンが関係しているシミやほくろについても解説していきます。

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白髪にはメラニン色素の量が関係している!

監督

「メラニン色素」は髪の毛におけるカラーディレクター

髪の色を決める重要な役割を果たしているのが、「メラニン色素」です。半透明の白いストローでアイスコーヒーを飲むと、飲んだ時はストローが黒っぽくなり、飲まない時は白っぽくなりますね。

このストローが髪で、コーヒーがメラニン色素だと思えば、わかりやすいかもしれません。コーヒーがストローに入っている状態が“黒髪”、入っていない状態が“白髪”です。

メラニン色素は髪を「黒」にも「赤」にも「金色」にもできる

また、ストローでジンジャエールをのめば琥珀色になるように、メラニン色素は髪を黒だけなく、金色や赤茶色もすることができるのです。

髪を黒くするのが、「ユーメラニン」というメラニン色素、そして赤茶色にするのが、「フォオメラニン」というメラニン色素です。では、ここでクイズ! 日本人の髪に多く取り込まれているのは、いったいどちらのメラニン色素でしょうか?

これはもう、言うまでもありませんね。日本人の髪に多く取り込まれるメラニン色素は、ユーメラミンです。では西洋の人は?というと、赤茶色になるフォオメラニンが、髪に多く取り込まれています。

でも、西洋人に金髪の人や赤毛の人がいるのは不思議ですね。実は、髪に取り込まれるフォオメラニンの量が少ないと金髪に、多いと赤っぽい髪になるのです。「では、金髪の人の髪にはユーメラミンがないの?」というと、そういうわけではなく、微妙にユーメラミンも存在しています。

あるかないかではなく、取り込まれる量のバランスによって、髪の微妙な色の調節がなされます。まるで白いキャンバスに、絵の具を混ぜながら絵を描くような、不思議な世界ですね!

このような仕組みを知ると、「髪はもともと白かったのだ」という考え方に変わってきそうです。もともと白かった髪に、メラニン色素が色を付けてくれていたのだ……そう思えば、加齢と共にその色が抜けていっても、「今までありがとう。お疲れ様」という気持ちになれるかもしれません。

メラニン色素は白髪だけでなくほくろやシミまで作っていた!

シミそばかす

黒髪の強い味方であり美の天敵でもあるメラニン色素

「メラニン色素が髪に色を付けてくれている」と聞くと、何だかとてもいいイメージがありますが、実はメラニン色素は悪役としても抜け目なく活動しています。

それは、メラニン色素が素肌の美の天敵ともいえるシミやソバカス、ほくろなどの原因となっていることです。

たとえばほくろは、メラニン色素を作る色素細胞の「メラノサイト」が、皮膚の一部に集中してかたまりとなることで起こります。あのポッコリと膨らんだ茶色のかたまりは、メラノサイトの集合体だったんですね!

ではシミも同じかというと、仕組みはほぼ同じですが、やや違うことがあります。それはシミの場合、メラノサイトが肌の奥にたまってしまうことです。

この事実、シミを取りたい方にとってはとてもショッキングですよね! さまざまなケアをしてもなかなかシミが取れないのは、肌の奥に入り込んだメラノサイトを取るのが大変だからなのです。

でもメラニン色素が足りないとそれはそれで大変!

黒髪を守ったり、シミを作ったり。表と裏の顔を持つメラニン色素ですが、「ではいっそのこと、髪にだけメラニン色素があった方がいいのでは?」というと、これがそうでもないのです。

身体の中のメラニン色素は、実は人間の身体を紫外線から守ったり、肌の微妙な色を作ったりしてくれています。もしメラニン色素がなかったら、紫外線が皮膚の中に入り込んで皮膚がんになってしまったり、肌が死人のように真っ白になってしまいます。

いい面悪い面の両面を持ったメラニン色素ですが、美容と健康のためには、上手に付き合っていくことが大切でしょう。

髪の色はいったいいつ決まるの?

天使

休止期に決まる

人間は赤ちゃんとして生まれ、子どもから大人に成長し、年をとってやがて死んでいきます。もし死んだ後に天国に行き、その後生まれ変わると仮定すると、髪の場合その“天国”にいる状態が「休止期」なのです。

髪のヘアサイクルは、成長期⇒退行期⇒休止期があり、休止期からまた成長前期へとつながっていきます。

成長期には髪が太く元気に伸び、成長しきってピークを過ぎると、今度は退行期に入ります。人間でいえば、シルバーの時期ですね。

そうなると色素細胞のメラノサイトは、メラニン色素を作りにくくなり、髪は徐々に退化を始めます。やがて完全に成長が止まって休止期となり、髪は寿命を迎えて抜けていきます。

髪が抜けた時には、すでにその下に生まれるのを待ち構えていた髪の赤ちゃんがいて、「よし、これから育つぞ!」と皮膚の表面に現れ始めます。これが成長前期です。このようにして髪は何度も何度も生まれは抜け、生まれては抜けるという輪廻を繰り返すのです。1本の髪の寿命は、おおよそ4年~6年と言われています。

白髪が抜けた後は、やっぱり白髪が生えてくる!?

では髪の色はいったいいつ決まるのかというと、これは休止期に決まります。古い髪が抜け落ちる直前の休止期に、まだ皮膚に埋まって見えない“髪候補生”が、せっせと自分の髪の色を決めているのです。

そしてめでたく頭皮の外側に出た時には、すでに髪の色は決定しています。「ということは、白髪も生えた時点でもう色が決まっているの?」と思った方もいるでしょう。

そうなんです!白髪も黒髪と同じで、生えた時にはすでに色が決まっていて、後から黒くなることはありません。そして白髪が抜けた後、またそこから生えくる髪も、やはりほとんどが白髪です。

ごくまれに、体質改善をしたり食生活を変えることで「白髪が少なくなった」という人がいますが、これは白髪が抜け落ちた後に黒髪が生えてきたということでしょう。ただし、これは本当にラッキーなケースです。今後白髪に関する研究が進むことで、白髪の人が黒髪に戻れる日がくることを、期待したいですね。

白髪とメラニン色素のまとめ

今回は白髪だけでなくほくろやシミとも深い関係のあるメラニン色素について紹介しました。

前述した通り白髪になってしまった髪はどうしようもありませんので、気になる方は白髪染めなどをしてみることをオススメします。

特にトリートメントタイプの白髪染めは髪や頭皮にダメージが少ないので、普通のヘアカラーや白髪染めが染みる人でも問題なく使うことが可能です。

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