白髪染めの染料、残りはとっておける?
この記事で分かること
泡やムースタイプの染料はとっておける確率高め
白髪染めの種類はたくさんありますが、最近はヘアカラー剤の中でも泡やムースタイプのものであれば残しておけることが多いです。
使いたい分だけ使える仕様
泡やムースタイプの白髪染めは、ワンプッシュすれば出てくるようになっていることが多いです。その場合、染料となる薬剤も予め混ぜられた状態で入っていて、使いたい分だけ使えるような仕様になっています。いわゆるエアゾールタイプです。このタイプなら、余りが出たときも残りはとっておける確率が高いです。
手軽に染めやすいのも魅力
ワンプッシュで出てくるタイプのものは、泡もムースも弾力のあることが多いです。そのため液だれがしづらく、ピンポイントで染めやすいのが魅力です。また、もみ込むだけで染められるので、染めづらい後頭部なども比較的色ムラなく染められることができます。
トリートメント成分の入ったものを選ぼう
髪の毛を傷める可能性もある白髪染めですが、最近はトリートメント成分が入ったものも販売されています。また、泡やムースタイプのものはその中に空気が含まれていて、根元からふんわり仕上がることも多いです。
トリートメントタイプのものも使い切る必要なし
自然な色づきが魅力のトリートメントタイプの白髪染めも、一度で使い切る必要なく便利です。
リタッチにも便利
トリートメントタイプの白髪染めも、数日おきに使用することが多いため、一度開封したら使い切りという必要はなく残りをとっておけるものがほとんどです。また、徐々に色づき自然な染め上がりになることも多いので、生え際のリタッチや部分染めをするのにも適しています。
トリートメント効果でツヤやコシにも期待
トリートメントタイプの魅力は、なんといっても白髪染めと同時にできる髪の毛のトリートメントです。使うごとに髪のツヤやコシがアップする可能性が期待できます。
シャンプーはノンシリコンがおすすめ
市販のシャンプーの多くはシリコンが入っています。このシリコンは髪の毛をコーティングする働きがあります。ところがその状態だと、ヘアマニキュアタイプの白髪染めは色づきが悪くなる可能性があります。ヘアマニキュアも髪の毛をコーティングして染色する仕組みになっているからです。
そのため、ヘアマニキュアタイプのトリートメントを使用する場合は、シャンプーをノンシリコンタイプに変えることで、さらに色づきをよくする効果が期待できます。
残りをとっておけるもの、とっておけないもの
エアゾールタイプやトリートメントタイプの白髪染め以外に、残りをとっておけるかどうか見分けるポイントはどんな方法があるか調べてみました。
チューブに入っているものならOK
2剤式の薬剤を混ぜ合わせるタイプのヘアカラー剤でも、チューブに入っているものなら残りをとっておくことが可能です。その場合はキャップをしっかりと閉めて保管しましょう。開封して3カ月以内であれば、チューブの中身が変色しても問題ないことが多いですが、それでも早めに使い切ることをおすすめします。
ボトルタイプは取り置き不可
2剤式に分かれている白髪染めで、ボトルタイプになっているものもあります。残念ながらこのタイプは取っておくことができません。これは、開封すると空気が入ってしまうためです。
白髪染めを廃棄するときは下水に流す
残りをとっておけないときや、時間が経った白髪染めを廃棄するときは下水に流す必要があります。これはそのまま捨てるとガスが発生し、容器が破裂する危険があるからです。だから速やかに下水につながるところへ流すようにしましょう。その際、流す場所に液がつくと取れなくなる可能性があります。水でしっかり流すことが大切です。
空き容器については住んでいる地域のゴミ出しの基準に従う必要があります。ただしエアゾールタイプの場合はガス抜きをする必要があるかもしれません。使用前などに包装や容器の表示を確認してみてください。
白髪染めの染料はタイプや容器によってとっておけるかどうか分かれる
白髪染めの種類は豊富で、エアゾールタイプやトリートメントタイプの白髪染めについては比較的残ってとっておけることが多いです。また、2剤に分かれている白髪染めでもチューブに入っているものは、しっかりキャップを閉めればしばらくとっておけそうです。
ただしボトルタイプなど、容器の形状によっては使い切る必要があります。そして残った白髪染めはそのまま捨てるのではなく、下水へと流すことがポイントです。購入する前に残しておけるタイプのものを選ぶことで、より無駄なく使うことができそうですね。
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